人工内耳 リンク集
人工内耳(じんこうないじ、英:Cochlear implant)は、聴覚障害者の内耳の蝸牛に電極を接触させ、聴覚を補助する器具である。子供が成長にともない言葉を覚えるように、成人の時に手術を受け(人工)聴覚を初めて得る場合より、子供の時のほうが脳の人工内耳からの信号に対する対応がはやい。子供の言語の習得が早い時期に行われることもあって2歳(最近では1歳半)が目安とされる。
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人工内耳はマイクロホン、音声分析装置、刺激電極、電波の送・受信機からなる。マイクロホンが外の音声をとらえ、体外にある音声分析装置で音を電気信号に変換する。電気信号は、非接触で内耳にある電極へ送られ、電極が聴覚神経を刺激する。蝸牛は部位による周波数特異性をもつので、電極は複数個埋め込む。どの電極をどの程度刺激するかは音声分析装置の中のプロセッサが決定する。人工内耳は通常、どちらか片方の耳につける。
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人工内耳の効果の大小は失聴時期と人工内耳手術を行った時期によって大きく左右される。失調時期が2歳未満の場合は言語習得期前、2歳から4歳の間は周言語習得期、5歳以降は言語習得期後に大まかに分類される。一般的に難聴になった時期は遅いほど、かつ音の聞こえない期間は短いほど、言語を判別できる可能性は高くなる。2歳未満で、あるいは生まれつき難聴の場合、人工内耳手術の年齢が音・言葉判別の能力を大きく左右する。乳幼児の頃に人工内耳を埋め込めば聴者に近いレベルで音を判別する能力を得る可能性は少なくない。一方、ろう者として成長した後の施術の場合には、前頭葉内にある聴覚を司る聴覚皮質が音に対する刺激を受けないまま育っているため、人工内耳を埋め込んでもそもそも音を信号として受け取ることが難しく、言語を理解できるようになる見込みはごく小さい。
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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